『algo(アルゴ)』レビュー!論理的思考力が試される数字当てゲーム

 

ボードゲームはテレビゲームに比べて、高度な心理戦や読み合いなど”頭脳”を要求されるものが多いです。

 

その中でも、特に算数脳を使った戦いが楽しめるのが『algo(アルゴ)』というボードゲーム。

 

created by Rinker
学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)
¥2,400 (2019/09/19 23:04:56時点 Amazon調べ-詳細)

 

『アルゴ』は算数オリンピック委員会の若林栄二さんや東京大学数学科の学生有志、数学者のピーター・フランクル氏が共同で開発したゲームで、シンプルなルールながら論理的思考力が養える人気の高いゲームです。

 

今回は、『アルゴ』についてご紹介したいと思います。

 

『アルゴ』ってどんなゲーム?

限られた情報から、相手のカードの数字を推理する!

 

 

発売日 2002年6月18日
発売元 学研ステイフル
対象年齢 6歳以上
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 10~20分
価格 1,429円

 

『アルゴ』は、相手のカードの数字を当てていく推理ゲームです。数字は0~11まであり、白と黒のカードに分かれています。

 

配られたカードを相手に分からないよう裏向きに伏せて並べるのですが、並べる際には以下のルールに従う必要があります。

 

  1. 配られたカードは、自分から見て左から右へ、数字の小さい順に一列に並べる。
  2. 数字が同じ場合は、「黒の方が小さい(左側)」とする。
  3. 山札から引いてきたカードを列に加えるときも、上記のルールに従う。

 

最初はすべてのカードが裏向きなので推理する材料がすくないのですが、ゲームが進行して相手のカードが徐々にオープンされていくと、自分のカードと合わせてヒントが増えていきます。

 

相手のカードを先に、すべて当てた方がラウンド勝利となり、ラウンドごとに得たポイントの総数で最終的な勝者が決まります。

 

ゲームの流れ

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

※『アルゴ』は最大4人までプレイできますが、今回は2人プレイでのルールを説明します。基本的なルールは何人でプレイしても同じです。

 

まず初めに、0~11までの数字がかかれた白と黒のカード(計24枚)を合わせてシャッフルし、山札を作ります。

 

山札からそれぞれのプレイヤーは4枚引き、上述した基本ルールに則ってカードを伏せて並べます。

 

自分のターンが来たら山札からカードを1枚引き、それを自分だけが確認。そのカードを裏向きのまま相手のカードの前に出し、数字を推理して言いながら「アタック」します。

 

アタックが成功したら(数字を当てることができたら)相手はカードをオープン。外れた場合は引いたカードを表向きにして、自分の列に加えます。

 

もしアタックが成功した場合には、続けてカードを引いてアタックするか、アタックをやめて引いたカードを伏せたまま自分の列に加えることもできます(これを「ステイ」といいます)。

 

アタックが失敗するか、ステイしたら攻守交代。すべてのカードをオープンにしたら1ラウンド終了です。

 

「アタックが成功したら10点」「ラウンドで勝ったら、残ったカードの枚数×10点」などラウンドごとにポイントを獲得していき、2ラウンド終了した時点でポイント数が多いほうが勝者です。

 

『アルゴ』を遊んだ感想

記憶力と論理的思考が試される!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

『アルゴ』はシンプルなルールであるが故に、他のボードゲーム以上に記憶力と論理的思考が試されます。

 

ゲームが進むにつれて徐々に情報が増えていき、「ここに黒の6があるってことは、右側の数字はそれより小さいな…」「自分の手札にはこの数字があるから、相手の数字は○か△のはず…」と推理することが可能に。

 

「ここが3じゃないってことは、0~2のどれかだろう」と消去法的にカードを推理していくため、記憶力も必要になります。

 

カードの並べ方にはルールがあるため、心理戦の要素はほぼありませんが、その分、純粋な”思考力勝負”になるのが面白いです。自分の推理が当たった時の気持ちよさはたまりません。

 

1ゲームのプレイ時間も短めで、負けたら「もう一回!」とサクサクプレイできるのも嬉しい。ほどよく頭を使うので、やっているうちにどんどん脳が回転していくのが分かります。

 

二人でやっても楽しい!

 

心理戦の要素がないので「1vs1の対面勝負はそれほど面白くないのかな?」と思いきや、そんなことはありませんでした。

 

高度な神経衰弱をやっているようで、少人数プレイでも十分に楽しいです。2人プレイでもしっかりと遊べるボードゲームはありがたいですね。

 

ただし、記憶力と論理的思考の勝負になるので、如実に実力差がでる点は注意が必要です。運の要素がほとんど絡まないため、この手のゲームが苦手な人だと全然勝てません。

 

レビューなどを見ると、「子どもと一緒でも楽しめます!」という意見を見ますが、あまりに小さなお子さん相手だと難しいかも。

 

やはり、対象年齢どおり6歳以上の子どもと一緒に遊ぶのがおすすめです。

 

まとめ:頭を使った勝負が好きならおすすめ!

 

『アルゴ』は2002年に初版が発売されて以来、全国の小学校や進学塾などでも教材として取り入れられているほど、根強い人気を誇るゲームです。

 

頭を使うゲームとして、これほどシンプルかつ良くできているゲームは他にありません。

 

最近になって、ケースやルールブックが改良された新装版『アルゴ ベーシック』も発売されたので、これから購入するのであればそちらがおすすめです。

このゲームの評価
ルールの分かりやすさ
(4.0)
プレイ時間の短さ
(5.0)
駆け引きの面白さ
(2.0)
運要素の大きさ
(2.0)
デザイン性
(4.0)
価格
(4.0)
少人数でも楽しい
(5.0)
総合評価
(4.0)
created by Rinker
学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)
¥2,400 (2019/09/19 23:04:56時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)
¥1,524 (2019/09/19 23:04:57時点 Amazon調べ-詳細)