『ごきぶりポーカー』レビュー!ブラフを駆使して嫌われ者を相手に押し付ける!

 

ブラフ系ゲームの傑作、『ごきぶりポーカー』。テレビ番組でも紹介されたことがあり、知っている人も多いかもしれません。

 

 

僕もこの手の騙し合いゲームは大好物なジャンル。気になる思いを抑えられず、購入してしまいました。

 

今回は、『ごきぶりポーカー』についてご紹介したいと思います。

 

『ごきぶりポーカー』ってどんなゲーム?

 

嘘とハッタリで”嫌われ者”を押し付ける!

 

 

発売日 2007年5月28日
発売元 メビウスゲームズ
対象年齢 8歳以上
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 20~30分
価格 1,800円

 

『ごきぶりポーカー』には、「ゴキブリ」や「クモ」、「カメムシ」といった8種類の嫌われ者カードが入っています。カードの枚数は8種類が各8枚ずつで、全64枚。

 

プレイヤーは配られた手札の中から裏向きでカードを出し、誰かに渡します。その際、「これはゴキブリです」などと宣言。嘘をついてもいいですし、本当のことを言ってもかまいません。

 

 

渡された相手はそれが”嘘か本当か”を見極めます。当たれば相手にカードを押し付けることができ、外れたら自分が引き取らなければいけません。引き取ったカードは表向きで、自分の手元に並べていきます。

 

カードを引き取ってしまったプレイヤーが次の手番となり、また誰かにカード渡します。これを繰り返し、「①同じ種類のカードが4枚揃う」or「②自分の番で手札がなくなる」のどちらかになったら、そのプレイヤーが負けです(追加ルールとして、「③8種類すべてのカードが揃っても負け」というものもあります)。

 

場に出ているカードの種類や枚数、手札の状況などを加味し、相手の表情を読み取って嘘を見極めるゲームです。

 

判断をほかのプレイヤーに委ねることも可能!

 

 

通常ならカードを渡された場合、それが「嘘か本当か」を宣言しなければいけませんが、判断をほかのプレイヤーに委ねることもできます。

 

その場合、まず渡されたカードの内容をそっと確認し、まだこのカードを見ていないほかのプレイヤーを1人選択。伏せたままカードを渡し、再度「これはクモです」などを宣言します。宣言は、前のプレイヤーと同じでも、違っててもOKです。

 

渡されたプレイヤーは、嘘か本当かを宣言するか、また別の誰かに判断をゆだねます。見極めが成功すればカードを渡してきた相手が引き取り、失敗すれば渡された人が引き取ります。

 

相手の嘘を見破る自信がないときは、宣言をパスして誰かに押し付けることができるというルールです(もちろん、当てられた時のリスクはありますが・・・)。

 

『ごきぶりポーカー』を遊んでみた感想

 

単純なゲームながら、高度な心理戦が楽しめる!

 

 

『ごきぶりポーカー』は相手の嘘を見極めることができなければ、なかなか勝てないゲームです。見破りに失敗してしまうと自分がカードを押し付けられる上に、さらに自分の手番が続いてしまいます。カードが場に揃ってしまうのはもちろん、手札がなくなっても負けなので、自分の手番が続くのは致命的。

 

ルール上、押し付ける相手は任意に選ぶことができ、集中攻撃の危険性もあります。そのため、「嘘を上手くつく」という能力以上に、「相手の嘘を見極める」という能力が求められるのです。

 

 

序盤は場にカードが揃っておらず、みんなの手札状況もわからないので単純に「嘘かホントか」の2択で進めていくだけですが、終盤になるにつれて場の状況が変わってくると、より深い心理戦に突入します。

 

カズキ

ゴキブリが3枚揃ってリーチだから、きっとゴキブリを押し付けたいはず・・・

 

カズキ

場に6枚、自分の手札に2枚のハエがいるから、『これはハエです』って宣言は嘘だ!

 

と、場や手札の状況に応じてさまざまな読み合いが発生します。

 

当然、ゲームに慣れてくると「その裏の裏をかいて・・・」ということも起こり得る。

 

「嘘を見極める」「好きな相手に押し付ける」という単純なゲーム性ながら、それ故にものすごく高度な心理戦を楽しむことができます。

 

絵柄のデザインが秀逸!1枚1枚異なる絵柄なのがすごい

 

 

『ごきぶりポーカー』はイラストのクオリティ-も素晴らしいです。同じゴキブリでも、8枚すべてが違うポーズになっています。

 

可愛らしさと気持ち悪さ、不気味さとキャッチャーさが絶妙に入り混じっている、秀逸なイラストデザインですね。

 

ただ、全体的に配色が似ているうえに暗いため、同じグレー系の「クモ」「サソリ」「ネズミ」、グリーン系の「カエル」「カメムシ」はパッと見ただけでは種類が分かりづらいのが難点。

 

 

多少気持ち悪さが軽減してもいいので、もうすこしハッキリとした色分けにしてもらえると遊びやすいのかな~と思います。

 

嘘をつくのも見極めるのも苦手な人は楽しめないかも

 

 

『ごきぶりポーカー』は、いい意味で”噓つきな人間”ほど強いゲームです。逆に言うと、嘘をつくのも見極めるのも苦手な人にとってはなかなか勝てないゲーム。

 

特定の人物への集中攻撃も可能なゲームなので、本気で勝ちに行こうとすると弱い人にカードが集中してしまうことも多々あります。

 

まぁ、仲間内でパーティゲームとして遊ぶならそこは忖度があってもいいと思いますが、どうしても嘘が下手な人、空気をまったく読まない人が1人でもいると、かなりギクシャクするゲームですね。

 

最悪の場合、

 

カズキ

このゲーム全然勝てない!つまらない!

 

と怒り出すこともありえます。

 

それだけ本気になって遊べるゲームということなのですが、どこまでガチでやるのか、どんなメンバーで遊ぶのかは考えなければいけません。

 

基本は「嘘orホント」の2択なので、適当に遊んでも1/2の確率で当たるはずなのですが、これが全然見極められないという人がいるのも事実・・・。

 

やっているうちにだんだん慣れてくると楽しさが分かってくるのですが、そこまで行かずに嫌になっちゃう人もいるかもしれませんね。

 

2人でも遊べるが、手札の数が多くなって大変

 

 

『ごきぶりポーカー』は2人でも遊ぶことができます。

 

その場合は相手の手札が分からないように、ゲームを始める前に山札からランダムで10枚抜き、種類は見ないでゲームから除外します(二人でやると、「自分が持っていないカード=相手が持っているカード」ということになるので、それを防ぐため)。

 

2人で遊んでもそれなりには楽しいのですが、いかんせん手札の枚数が一人30枚近くにもなるので、ものすごーくごちゃごちゃします。

 

また、「判断をほかのプレイヤーの委ねる」「押し付けたい相手を自由に選べる」といった要素もなくなるので、やはり3人以上で遊んだほうが楽しいですね。

 

最低でも3人、できれば4人以上で遊ぶと一番盛り上がるゲームだと思います。

 

まとめ:ブラフ系ゲームの傑作!

 

 

うわさに聞いていた通り、『ごきぶりポーカー』は本当によくできたゲームだと思います。ブラフ系ゲームが好きなら、マストで遊んでおくべき作品です。

 

遊ぶ人は選ぶかもしれませんが、こういった噓やハッタリ、読み合いの心理戦が大好物の人にはおすすめです。

 

箱もコンパクトで、手軽に遊べるのがいいですね。

 

このゲームの評価
ルールの分かりやすさ
(4.0)
プレイ時間の短さ
(3.0)
駆け引きの面白さ
(5.0)
運要素の大きさ
(3.0)
デザイン性
(4.0)
価格
(4.0)
少人数でも楽しい
(2.0)
総合評価
(4.0)

 

 

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