『ガイスター』レビュー!オバケを取り合う心理戦ゲーム

 

『ハゲタカのえじき』の作者としても知られる、ドイツの名作家アレックス・ランドルフ。彼が作り上げたもう一つの名作ゲーム『ガイスター』を先日購入しました。

 

 

『ガイスター』は以前からものすごく気になっていたゲームで、1ヶ月前くらいからずーっと

 

カズキ

買おうかな・・・?どうしようかな・・・?

 

と悩み続けていた商品。定価2,800円と若干値は張りますが、思い切って購入することにしました。

 

遊んでみるとこれがめちゃくちゃ面白く、すっかりお気に入りゲームに。僕好みの心理戦を重視したゲーム性で、2人で遊べる手軽さも相まってレギュラーゲームとなりました。

 

今回は、『ガイスター』についてご紹介したいと思います。

 

『ガイスター』ってどんなゲーム?

 

オバケを取るのか逃がすのか、コマを使った心理戦ゲーム!

 

 

発売日 2012年2月14日(オリジナル版は1982年)
発売元 メビウスゲームズ
対象年齢 8歳以上
プレイ人数 2人
プレイ時間 10~20分
価格 2,800円(税別)

 

『ガイスター』は2人プレイ専用のボードゲーム。6×6マスのボードの上に、お互いが8体ずつオバケを配置し、相手の陣地に向かって進めていきます。オバケをどこに配置するかは、毎回自由に決められます。

 

8体のオバケのうち、4体は赤いコマ、もう半分の4体は青いコマになっていて、「赤=悪いオバケ、青=良いオバケ」という設定です。色はコマの裏側についているので、相手から見ることはできません。

 

 

コマは上下左右どこにでも動くことが可能。ただし、斜めに進むことはできません。

 

相手のコマがあるマスに来たら、そのコマを取ることができます。取ったコマは再利用せず、ゲームから除外します。

 

ゲームの勝利条件は以下の3パターン。

 

  1. 相手の青いコマ(良いオバケ)を4体とも取る
  2. 自分の赤いコマ(悪いオバケ)を4体とも相手に取らせる
  3. 自分の青いコマ(良いオバケ)を、相手陣地の矢印マスから脱出させる

 

各陣地の両サイドには矢印マスがあるのですが、そこから脱出できるのは青いコマのみです。赤いコマでも矢印マスに乗っかることはできますが、そこから逃がすことはできません。

 

 

相手のコマの種類が分からないためという条件のなか、「コマを取る、取らせる、逃がす」という3つの勝利パターンがあることで、奥深い心理戦を味わうことができます。

 

『ガイスター』を遊んでみた感想

 

“コマの動きだけで判断する”という心理戦が面白い!

 

 

『ガイスター』は相手のコマの種類を見ることができないので、コマの動きだけで「これは赤なのか、青なのか」を判断しなければいけません。そこから生まれる心理戦がめちゃくちゃ楽しいんです。

 

やけに突っ込んでくるコマがいたとしたら、

 

カズキ

このコマを取らせようとしてる?ってことは赤?それとも裏をかいて青なのか?

 

という2択を迫られます。

 

最初のうちはガンガン取ったり取られたりという展開なのですが、終盤になってくると「あと一つでも赤いコマを取ったら負ける・・・」「でもこのコマを見逃して、もし青だったら・・・」という緊張感が生まれ、一手一手の重みが増します。

 

特に緊張感が高まる瞬間が、相手コマが自陣の矢印マスに到達してしまったとき。

 

 

「もしこれが青いオバケだったら、取らないと負けちゃう・・・」「でも取らずにおいてもし相手が脱出しなければ、赤いコマで確定する。そしたら残りのコマを全部取れば勝てるぞ!」など、奥深い駆け引きが楽しめます。

 

逆にこちらもブラフやハッタリをかまし、あえて青いコマを単騎突入させて赤いコマだと誤認させたり、赤いコマ3体で攻め込んで「どれかは青だろう」と思いこませたりと、さまざまな駆け引きが考えられます。

 

同じ相手と何度も遊んでいるとだんだんその人のクセが分かってくるのでそこを突いたり、逆に自分はその裏をかかせたり。

 

相手に「これは青だ!」と思いこませて赤を取らせたときの気持ちよさは、たまらないものがあります。それで勝てたらもう最高。

 

シンプルなゲーム性ながら、無数の心理戦や駆け引きが楽しめるのが『ガイスター』の面白さですね。

 

とにかくルールが簡単!誰でもすぐに始められる

 

 

『ガイスター』はルールが簡単で分かりやすいのも素晴らしい。コマの動きも上下左右だけなので、3つの勝利条件さえ把握すればすぐに遊び始めることができます。

 

駆け引きや心理戦が重要なゲームなので、繰り返し遊んでいる人の方が強いようにも思われますが、意外とそうはならないのも面白いところ。

 

初心者と対戦したとき、なまじこちらがゲームに慣れている分、「これは裏の裏をかいて・・・」と深読みしすぎて、逆に負けてしまうなんてこともしばしば。正直な性格の人の方が、熟練者やひねくれものよりも強いこともしょっちゅうあります。

 

このように、誰でもすぐに楽しめて、しかも勝てちゃうのが『ガイスター』の良いところですね。2人でできるゲームなので、人数が集まらなくても遊べるのも素晴らしい。

 

買った段階で、コマに傷がついていることも・・・

 

 

ルールのシンプルさやゲーム性の面白さはピカイチの『ガイスター』ですが、”買った段階でコマに傷がついている場合もある”という致命的な不満もあります。

 

実は僕が買った商品も、あるコマの表側に小さな傷がついていました(画像だと見づらいですが、実際に見るとけっこう目立ちます・・・)。

 

「相手のコマが分からない」というゲーム性が面白い『ガイスター』にとって、コマの傷は致命的です。赤・青のピンは取り外すことができるので、毎回遊ぶごとにシャッフルして傷つきコマの色が分からないように遊ぶのですが、これがとてもめんどくさい。

 

製造過程で多少の傷がついてしまうのは仕方ないことなのかもしれませんが、そこはなんとか頑張ってもらいたかったです。

 

まとめ:2人で楽しめる心理戦ゲームとしておすすめ!

 

 

コンポーネントの品質差にはやや不満があるものの、心理戦の面白さは素晴らしく、さすがの一言。世界中で40年近くも愛されているだけはあります。

 

2人という人数で真剣になって遊べる心理戦ゲームも少ないので、そういった意味でも優秀です。少人数で遊ぶことが多いのであれば、ぜひ買っておくのをおすすめします。

 

このゲームの評価
ルールの分かりやすさ
(5.0)
プレイ時間の短さ
(4.0)
駆け引きの面白さ
(5.0)
運要素の大きさ
(3.0)
デザイン性
(4.0)
価格
(3.0)
少人数でも楽しい
(5.0)
総合評価
(5.0)

 

 

5 Comments

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