『ハゲタカのえじき』レビュー!数字を出し合って得点を奪い合うカードゲーム

 

80年代から世界中で愛されているカードゲーム『ハゲタカのえじき』を購入しました。

 

 

この手の心理戦ゲームは大好きなので、ずっと前から気になっていた本作。ついに手に入れたので、友だち数人同士でプレイしてみました。

 

今回は、ドイツの名作カードゲーム『ハゲタカのえじき』をご紹介いたします。

 

『ハゲタカのえじき』ってどんなゲーム?

 

数字を出し合って得点を奪い合う!ドイツ生まれのカードゲーム

 

 

発売日 2011年11月10日(オリジナル版は1988年)
発売元 メビウス ゲームズ
対象年齢 7歳以上
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 15分
価格 1,500円(税別)

 

『ハゲタカのえじき』は、1988年に発売されたドイツのカードゲーム。作者はボードゲーム界の神様ともいえる存在、アレックス・ランドルフです。

 

プレイヤーは1~15までの数字がかかれた手札カードを裏向きで一斉に出し合い、得点が書かれた「ハゲタカカード」を奪い合います。もっとも数字の大きいカードを出したプレイヤーがハゲタカカードを得ることができ、最終的に多くの得点を奪った人の勝ちです。

 

 

通常のハゲタカカードには1~10までのプラスの得点が書かれていますが、中には「-5」「-2」といったマイナスカードが存在。マイナスカードの場合は、一番小さな数字を出したプレイヤーがハゲタカカードを引き取らなければいけません。

 

一度使った手札は再利用できないため、限られた手札の中から、「どのタイミングでどれくらいの強さのカードを出すか?」という読み合いや駆け引きが楽しいカードゲームです。

 

バッティングしたら無効!

 

 

基本は「プラスカードのときは一番大きな数字を出したプレイヤーが、マイナスカードのときは一番小さな数字を出したプレイヤーがハゲタカカードを引き取る」というルールですが、「同じ大きさの数字が2枚以上出された場合は打ち消し合いになり、次の大きさのカードを出した人が取る」という特別ルールもあるのがこのゲームのミソ。

 

いわゆる”バッティング”してしまうと出したカードが無効になるため、「最強カードの15を出したら、他の人も15を出して無駄になった・・・」「絶対に勝てないと思っていたのに、他のプレイヤー同士がつぶし合ってくれておこぼれゲット」というようなことも起こり得ます。

 

他の人が出しそうなカードを読み、その合間をうまく縫って数字カードを出していくのが勝利のカギです。

 

『ハゲタカのえじき』を遊んでみた感想

 

シンプルなのに奥深い駆け引きが楽しい!

 

 

『ハゲタカのえじき』のルールは誰でも一回遊べば覚えられるほどシンプルなものですが、「手札が限られている」「バッティングすると無効」といった要素が生み出す奥深い駆け引きが超楽しいです。

 

たとえば最高得点である10のハゲタカカードが出た場合、一番シンプルな解は「最強カードの15を出す」ですが、それはみんなも考えること。「ということは13か14あたりを出すか?」と読むのですが、そこまで含めてどのプレイヤーも考えがちなので、13や14でバッティングしてさらにその下の数字を出したプレイヤーが取ることもしばしば。

 

こういった駆け引きや読み合いがみんなの中でグルグルと巡るので、何度遊んでも、誰と遊んでも奥が深くて面白いです。

 

「どこで弱いカードを切るのか?」が勝負のポイント

 

 

『ハゲタカのえじき』はプラスカードにしろマイナスカードにしろ、一番小さな数字を出したプレイヤーが不利なことには変わりありません。そのため、「どこで弱いカード(1や2といった小さな数字)を切るのか?」というのが非常に重要になります。

 

僕もゲームを始めたてのころは、「1や2の得点はそんなにいらないから、そこで弱いカードをぶつけよう」と考えていたのですが、慣れてくると「10や9の得点のときはみんなが高い数字を出す確率が高い。どうせ勝てないんだからそこで弱いカードを切っておこう」というように、さらに進んだ読みができるようになってきます。

 

もっとゲームに慣れてくると、さらにその先を読んで「この人は7や8の得点のときに、15を出して確実に取りにきてる・・・じゃあそこで弱いカードをぶつけておくか」みたいな駆け引きも発生していくんです。

 

『ハゲタカのえじき』ではこのような駆け引きが無限に発生していきます。どんなボードゲームでも慣れてくるとどうしても飽きが来てしまうのですが、『ハゲタカのえじき』では”慣れてきてからが勝負”というところがあり、なかなか飽きづらいのがいいですね。

 

最低でも3人、できれば4人以上で遊ぶのがベスト

 

 

『ハゲタカのえじき』は2人からでも遊ぶことができますが、やはり3人以上で遊ばないと本当の楽しさは分かりづらいゲームです。

 

2人だと、相手が出してきたカードを簡単にカウンティング(どのカードを使ったか数えること)できてしまうので、「相手にどのカードが残っているのか」を記憶できてしまい楽しくありません。

 

また、「バッティングしたら次の数字を出した人が取る」というルールの楽しさも半減してしまうため、やはり3人以上で遊ぶのがいいでしょう。できれば4人以上で遊べると、駆け引きや読み合いがさらに楽しくなりますね。

 

1ゲームが短く、用具も少ないので手軽に遊べるのが嬉しい!

 

 

『ハゲタカのえじき』は1ゲームあたり10~15分程度で終わるので、サクサクとプレイできます。「カードを一斉に出す」というルールのため、ターン制のゲームと違い、大人数で遊んでもプレイ時間が変わらないのも嬉しいポイント。

 

1ゲームがあまりにあっさり終わるので、「もう一回!」と何度でも再戦したくなりますね。

 

用具も1人15枚の数字カードと、同じく15枚のハゲタカカードのみなので、箱もコンパクトで取り出しやすいです。

 

まとめ:駆け引きが超楽しいカードゲーム!

 

 

『ハゲタカのえじき』は無駄のないシンプルなルールであるゆえに、めちゃくちゃ奥深い駆け引きが楽しめるゲームです。

 

価格も1,500円程度と安く、箱も小さくて場所を取らないのでぜひ一家にひとつは持っておくのをおすすめします。

 

このゲームの評価
ルールの分かりやすさ
(5.0)
プレイ時間の短さ
(5.0)
駆け引きの面白さ
(5.0)
運要素の大きさ
(4.0)
デザイン性
(3.0)
価格
(4.0)
少人数でも楽しい
(4.0)
総合評価
(5.0)

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。