『宝石の煌き(Splendor)』レビュー!宝石を集めて資産を増やす拡大再生産ゲーム

 

手札や場の資産をすこしずつ増やしていき勝利を目指す、拡大再生産ゲーム。その新たな名作との呼び声が高い、『宝石の煌き』を購入しました。

 

 

2014年のドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされた作品で、日本でも人気のあるボードゲームです。

 

今回は、『宝石の煌き』についてご紹介いたします。

 

『宝石の煌き』ってどんなゲーム?

 

宝石商となって栄光と名声を勝ち取る!

 

 

発売日 2015年6月16日
発売元 ホビージャパン
対象年齢 10歳以上
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 30分
価格 5,000円

 

プレイヤーは宝石商となって、ルビーやダイヤ、オニキスなど5種類の宝石を集めていきます。宝石を使って鉱山や職人が描かれた「発展カード」を買うことで、値引きボーナスを受けることが可能。発展カードは買い集めるごとにどんどん値引きされていくので、新しいカードを買うときに低いコストで獲得することができるようになります。

 

たくさんの発展カードを買い集め、いち早く「威信ポイント」を溜めた人が勝ちです。

 

ゲームの準備

 

 

鉱山や職人、運搬手段が描かれた発展カードを、レベル別に3つの山に分けます。その後、各レベルから4枚ずつ表にして公開。

 

全部で10枚ある「貴族タイル」から、プレイヤー数+1枚を公開して(4人なら5枚など)、発展カードの上に並べます。残りのタイルは使わないので、ゲームから除きます。

 

宝石が描かれた「トークン」を、中央付近に置いたら準備完了です。

 

ゲームの流れとルール

 

プレイヤーは自分の手番で、以下の4アクションの中から1つ選んで行動します。

 

  1. 異なる色の宝石トークンを3枚得る
  2. 同じ色の宝石トークンを2枚得る(その色のトークンが4枚以上残っている場合のみ可能)
  3. 発展カードを1枚確保し、黄金トークン(ジョーカー。どんな色としても使える)を得る
  4. 公開されている発展カード1枚か、自分が確保している発展カード1枚を購入する

 

①異なる色の宝石トークンを3枚得る

 

 

宝石トークンの山札から、異なる3色を選択して得ることができます。黄金トークン(ジョーカー)を選択することはできません。

 

宝石トークンは発展カードの買いものに使うことが可能です。所有しているトークンの数は、みんなに見えるような位置に置いておきます。

 

プレイヤーが持てるトークンは最大10枚までなので、11枚以上の場合は手番の最後に捨てなければいけません。

 

②同じ色の宝石トークンを2枚得る

 

 

山札にその色のトークンが4枚以上残っている場合にのみ、その色のトークンを2枚得ることができます。

 

これも同じく、黄金トークンを選ぶことはできません。

 

③発展カードを1枚確保し、黄金トークンを得る

 

 

場に出ている発展カードか、もしくは3つの山札のいずれかをめくり、手札として確保することができます。その際、黄金トークンも1枚もらえます。

 

確保したカードは自分しか購入することができないので、相手にどうしても取られたくないカードがあるときに有効です。

 

手札として持てるカードは3枚までで、それ以上は確保できません。

 

④発展カード1枚を購入する

 

 

場に出ている発展カードか、自分が確保している手札の発展カードを1枚を、コストを払って購入することができます。

 

必要なコストは、発展カードの左下に書かれています。宝石トークンをテーブルの中央に戻し、発展カードを購入したら自分の手元に並べて公開します。

 

右上に書かれている宝石マークは、「ボーナス」です。その色のトークン1枚に相当するので、次回別の発展カードを購入する際に、値引きを受けることができます。

 

 

発展カードをたくさん集めると値引き率が高くなるので、高価な発展カードもどんどん購入することができるようになります。

 

左上に書かれている数字は、「威信ポイント」です。これを15ポイントまで溜めることが目的となります。

 

貴族タイルの訪問を受ける

 

 

発展カードを買い集め、ボーナスが一定数貯まったら、テーブル中央に公開されている「貴族タイル」を得ることができます。

 

貴族タイルの左下には必要なボーナス数が書いてあるので、手番の終了時に十分なボーナスを持っていれば自動的に得ることが可能。

 

左上には威信ポイントが書かれており、これも勝利のためのポイントとなります。

 

ゲームの終了

 

 

誰かが15威信ポイントに達したら、そのラウンドを最後まで行い、各プレイヤーが同じ数の手番を実行します。ラウンド終了時に、威信ポイントが最も多いプレイヤーが勝利です。

 

同点の場合は、発展カードの少ない方のプレイヤーが勝ちとなります。

 

『宝石の煌き』を遊んでみた感想

 

資産が増えれば増えるほど、加速度的にお金持ちになっていく楽しさ!

 

 

序盤は地道に宝石トークンを集めて、レベルの低い発展カードしか買うことができません。

 

しかしだんだんと発展カードが集まってくると値引きボーナスが貯まり、高価なカードでも購入することができるようになります。この”どんどんお金持ちになっていく感覚”がたまらなく面白いです。

 

最終的には値引きボーナスだけで発展カードを購入することも可能で、

 

カズキ

まったくお金を払わずに高い買いものができちゃった!

 

というウハウハ感が最高です。例えるなら、家電量販店でポイントだけ使ってテレビを買えちゃった感じ。

 

拡大再生産系ゲームの醍醐味である、「資産を増やしていく楽しさ」がバッチリ味わえるのは素晴らしいですね。

 

勝利のパターンを予測して、計画的にお買い物をするのが重要!

 

 

『宝石の煌き』はどんどん資産が増えていくので、つい無造作にお買い物してしまいがちですが、”最終的な勝利のパターン”を想定して、そこに向けて計画的に発展カードを購入していく必要があります。

 

カズキ

「レベル3の発展カードはアレが取れそうだから、そこに向けて序盤は黒と赤のボーナスを中心に集めていこう」

「あの貴族タイルを狙えば勝ちに一気に近づく!そのためには白のボーナスを集めた方がいいな」

 

といった具合に、「どのカードを得れば勝ちに近づくか?」を考えながら購入していかなければ、なかなか勝つことはできません。

 

持っている宝石トークンの数や、発展カードの数はプレイヤー全員に公開されているので、”相手が狙っていそうなカード”を予想することも重要です。

 

カズキ

青を中心に集めているということは、あの発展カードを狙っているな!

 

という予測を立てたら、あらかじめそのカードを確保して取らせないようにすることも大事です。

 

すべての情報が開示されているため、相手の裏をかくのが難しいゲームですが、そこをかいくぐって狙っていたカードを得られたときの爽快感はバツグンです。

 

「発展カードの確保」が絶妙な読み合いを生む!

 

 

『宝石の煌き』において、実は発展カードの購入よりも重要なのが「確保」です。カードの確保はコストを必要とせず、いつでもできるので、相手が狙っているカードを先回りして奪ったり、自分がどうしても購入したいカードを確保しておくこともできます。

 

しかし確保を使うと、黄金トークン1枚しか得ることができず、資産はあまり増えません。相手に出遅れこともあるため、多様は禁物。

 

便利なようで使いどころが難しい確保を、いつどこで使うかがとても重要になります。

 

コンポーネントが美しく、眺めているだけでも楽しい!

 

 

『宝石の煌き』はコンポーネントの美しさも大きな魅力です。宝石トークンのチップはしっかりとした作りで、重みもあり、持っているだけで嬉しくなります。

 

発展カードのイラストも素晴らしく、どのカードも個性的でロマンのあるイラストばかり。

 

ただゲーム上の数字としてだけでなく、純粋に「このカードが欲しい!集めたい!」と思わせてくれるのは素晴らしいポイントです。

 

まとめ:何度も遊びたくなる中毒性がある名作ゲーム!

 

 

『宝石の煌き』はプレイ時間も短めで、何度でも繰り返し遊びたくなるような中毒性があるゲームです。僕はすっかりお気に入りゲームとなり、購入してからヘビーローテーションで遊んでいます。

 

ルールもシンプルなので、1回遊べば十分に覚えられるはず。2人で遊んでもちゃんと楽しいのも素晴らしい。

 

拡大再生産ゲームの名作なので、気になる方はぜひ購入してみてください!

 

このゲームの評価
ルールの分かりやすさ
(4.0)
プレイ時間の短さ
(3.0)
駆け引きの面白さ
(4.0)
運要素の大きさ
(2.0)
デザイン性
(5.0)
価格
(2.0)
少人数でも楽しい
(5.0)
総合評価
(4.0)